2005年 01月 29日

イラク短信2005/1/29

久しぶりです。
ずと、引きこもっていました。
ちょっとだけ、顔を出し。
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イラク短信
2005/1/29

イラクの選挙は、無事行われるか、
正当性を主張できるほどの投票率になるか、
ばかりが言われているようですね。

でも、注目すべきは、選挙の結果、であります。
本当の焦点は、米軍駐留(占領)反対勢力がどれだけ支持されるか、
であります。

民主主義を言うならば、
自由で民主的な選挙の結果、その民意が、
占領反対が多数派ならば、
米軍がイラク占領してるのはどーなのよ、つーことになります。

スンニ派が選挙に参加していれば、
占領反対支持がより多くなったでしょう。

最も米国が恐れたであろうシナリオ、
宗派を超え、占領反対で一致行動つーのは、
未だ成立していないようですが、可能性はあるのです。
なぜならイラクの世論調査では、占領反対が多数なのですから。

by nabe
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# by sakai555 | 2005-01-29 18:01 | 意識
2004年 08月 07日

イラク短信 第22号

イラクの映像第一弾「イラキ・マカーム」を配信中です。
WEVというサイトからの配信ですが、
無料お試しメンバーで一本は見ることができますから、
よろしければご覧下さい。
http://www.worldeventvillage.com/ja/event_detail_ja.php?event_id=IRQ10001

ユネスコの世界遺産(無形の方で)に指定された「イラキ・マカーム」は、
イラクの伝統的な唄い音楽です。
唄うのはバグダッド伝統音楽学院校長でもあるフセイン・アル・アーダミー。
これは音楽であると同時に文学でもありますね。
イラクに関しては、戦争や混乱、石油などのイメージしかない日本人は多いですが、
歴史的にはアラブ文化の中心地でもあります。
イラクの違う側面をご覧下さい。

8月5日18時40分(日本時間)
渡辺裕一
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# by sakai555 | 2004-08-07 09:37
2004年 07月 05日

イラク短信 第21号 ご無沙汰御免号

みなさま、ご無沙汰でした。
まずはお知らせ。
イラクからの帰国後ずっ〜と編集作業していた番組の放送日が決まりました。
内容はサダム・フセイン大統領暗殺計画を実行しようとしたイラク空軍大佐と、
バース党員であり情報省外交局員であった失業者の二人を中心に追いつつ、
イラク占領統治の失敗に焦点をあてたものです。

NHK-BS-1 BSドキュメンタリー
「イラク・混迷のなかで生きる」
7月13日21時〜

今回の取材テープが200本、単純に全部見れば八千時間。
さらに過去の三回のDNA取材テープが400本、、、
見るだけでもドヒャ〜。
作業はまだ続いてますが、無事放送される、ハズです。
しかもなんと、DNA代表の遠藤が全編ナレーションをやることに。
大丈夫か??

一区切りついたら、撮影したイラクの人々の暮らしぶりなど、
Webで公開しようかと考えています。
その都度、短信でお知らせしますので、よろしくお願いいたします。

7月4日17時10分(日本時間)
渡辺裕一
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# by sakai555 | 2004-07-05 13:34 | 取材過程
2004年 05月 12日

イラク短信 第20号 曇ってごめんなさい号

アボガレイブ収容所で米軍がやったことは、弁解の余地もない。
イラク人がサダム・フセインがやったことと同じだ、と非難してますが、
私から、米国人が最も嫌う言葉を与えるなら、これは「ナチ」ですね。
組織的でないと言い張るなら、
グアンタナモ基地でやっていることをきちんとを見せてから、そう言ってほしいです。

*グアンタナモを含めこの辺をコンパクトにまとめているのは以下、田中宇の記事
http://tanakanews.com/e0511iraq.htm

私は反省するところなのですが、
収容所の前で出所者の取材をしていながら、
食料はちゃんと与えられていた、とか言うのに対して、呑気にもつっこまなかった。
いくら何でも米軍は虐待はしないだろう、という考えに毒されていたのですね、、、。
目が曇った、偏った考えでありました。

何回か収容所の中の虐待の話を聞かされていたのに、
話した人の立場が旧体制寄りだろうということで、本気でとりあわなかったのです。
その人が言った収容所の話は、
「レジスタンスでアボガレイブに入れられている人が虐待されている。
その人達の娘や妻も辱めを受けて自殺する人も出ている。
アボガレイブの中では米国の協力者であるユダヤ人に辱めを受けている」
というものでした。
信じられなかったのですが、日本の新聞で私が確認できただけでも、
この通り(自殺の部分以外)に報道されています。

日本も人道支援をいうなら、まずこの同盟国の非人道犯罪をどうにかしろ、
とイラク人に言われてもしかたないな。

5月12日21時10分(日本時間)
渡辺裕一
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# by sakai555 | 2004-05-12 23:02
2004年 05月 05日

イラク短信 第19号<帰国版>

基本的にどんな環境で短信を送っていたのか知りたい、
とのお話があったので、ここで簡単に報告します。

テレビ番組の取材で滞在していたので、機材として持っていたのは以下。
DVカメラ、ノートパソコン(Mac)、インマルサット衛星電話、テレビ電話等々。

泊まっていたホテルでは停電すると自家発電に切り替えて電気供給。
地上電話はつながりにくく、
市内のみをサービスエリアにしている携帯電話を主に連絡手段としていました。

街の中には、ネットカフェをかなり見かけるようになっています。
料金は1時間1〜2ドル、DSLでけっこ早いです。
ただ、日中は撮影、夜は外に出られないことも多く、
衛星電話で日本のプロバイダにダイアルアップ接続して、
業務メールをチェックすることが多かったです。
この業務に便乗して短信メールを送っていました。

この衛星電話はデータ通信で1分千円くらいかかり、
自由にいろんなサイトを見ていると大変なことになるので、
その辺は抑制しないといかんのです。
ブログはカフェでアクセスするようにしていました。

今回行った小規模対話はヤフーメッセンジャーのビデオ機能を使いました。
安定性や画質からいうと、優良なUSBカメラ、照明、
ビデオ対話機能に特化しているソフト、等を持ち込む方が良さそうですが、
これは次回の課題です。
以下は読み飛ばしても結構です、疲れるので、、、。

さてさて、設定完了、対話成功までのなが〜い道のりのある一日、その煩悶を紹介。
まず、撮影を終えてすぐさま、いつも行くカフェに。今日はビデオ対話のためのテストやるぞ。しかし、、、休みだよ。せっかくう、来たのに帰るのはやだよな。仕方なく近くのホテル内カフェに行くが、日本語表示ができない。日本語をインストゥールしようとすると、XPのCDが必要。しかし、置いてないという。うううどうやってOSインストゥールしたんだ、、、。仕方なくさらに足を伸ばして別なホテルのカフェに。ここは、だれかが日本語表示できるようにしている。よし。さて、ここでヤフーメッセンジャーにログイン、、、できない。英語バージョンのメッセンジャーにはyahoo.co.jpがはねられるようだ。yahoo.comをとるしかないか、、、なに?郵便番号入れないとできない?日本のでは通用しない?だめじゃんか、とれないじゃんか、米国のテキトーに入れようにもよくわからん、何桁なのかも知らんし。仕方ないからMSNメッセンジャーだ。うううバージョンが古いとビデオ表示しないだと?仕方ない新しいのをダウンロードと。ができない。なぜなぜ?なに?やっぱりCDが必要なの?え?ない?とほほほほほ。このへんでもう遅い時間なので、帰りが気になる。仕方ない外に出る。まだ人通りがあるな、まだいけるかな、危険じゃないよな、と思いつつ、最初のカフェに行く。おおあいている、やった〜!でカメラ付きの端末に座ると、これは日本語表示できない。でもここはちゃんとXPのCDがあるんだな。快く日本語表示にさせたるわ、ふふふ。で、こんどはヤフーだ。日本語のメッセンジャーならいけるだろうな、さてダウンロードしてと、、、。あああああ停電だ。なんてことだ。またやり直しかよお、とほほ。
このへんで次の日に続く。
こんなバグダッドサイドに加えて、さらに日本サイドでの煩悶もあったわけですね。

てな調子でちゃんとつながるまで、数日かかりました。ふうう。

5月2日22時50分(日本時間)
渡辺裕一
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# by sakai555 | 2004-05-05 09:47